色は大事にしなきゃ

どうしてなんだろう?

なんでこうも身の周りの色に灰色が多いのは。

今日障害児学童のボランティアから帰る途中で乗った電車のつり革を見る。
灰色のベルトだった。

あれ??

これ前はこげ茶だったはずなのにな。

でもその記憶も10年以上かなり前のもの。

そういや、色って最近意識してなかったな。

美輪明宏さんが、最近の日本は色を粗末に扱っているというようなことを本で言っていたように思うが、その時はそうかな?と思っていた。

が最近、たしかにそうだなと思う。

灰色は、モノが燃え尽きて灰になった色だ。

今度私の住んでいる地域の駅前にマンションができる。

喧騒な商店街のど真ん中になんでマンション?とも思うが、そのマンションの色も灰色なのだ。

家族で「あれってほんまセンスないねぇ」と言っていたが、本当なんで一生の中で長い時間を過ごす所に灰色をチョイスしたのか、その感覚がわからない。

以前旅行でロシアから帰ってきた時、日本の風景を見た瞬間、なんでこんなにグレーで曇りの色で暗いんやろ?と暗い気分になったのを思い出した。

ロシアでは灰色の建物も多いが、茶色の建物も多くて、それが夕日にあたってものすごく綺麗な色をしていた。

そして、音楽でも色を連想させる音楽が大好きだ。

やっぱり私には色はなくてはならないものだ。

ほんまに、灰色ばっかりなの、なんとかなれへんやろか?