行ってきたぜG3'05 大阪公演(2)

グッズ売り場周辺には今日のライブで使用する楽器が展示されている。

TAMAのドラムとアイバニーズのギター。
ほえ〜、としげしげとながめてしまう。
ジョー・サトリアーニモデルやヴァイモデルのギターももちろんある。
ジョーサトリアーニのギターの赤はすごく写真で見るより綺麗だった。
新しいヴァイモデルはネックが太い。
ヴァイがもってると細く感じるのだけど。
手の小さい私だと持つにはちょっと厳しいなぁ。

開場が予定より遅かった事もあり、席についてすぐ位予定定刻通りに照明が落ちステージがスタート。

一発目はジョン・ペトルーシ。ドリームシアターのギターの人。
彼とベース、ドラムの三人編成。
情報によると最近出たソロアルバムからの曲がほとんどらしい。
アゲアゲというよりはしっとりと音を響かせる曲が続く。
最初は皆うぉ〜と立っているが次第に座っていく。
ベースの人はスティングレイか?
ごりごりというよりはなめらかに音をすべらせてドラムの隙間をうめていくようなプレイをしている。
良い感じ。
メロディも良く私の好みの音かなとは思うが、音数が少ないからかちょっと地味な感じで、
ホールよりはライブハウスで演奏した方が栄えるような感じだった。
そして彼はフロントマンじゃなくてサイドマンだなぁという事を感じた。
ステージの上手で演奏していたのだけど常に真ん中に誰かいるような感じで演奏している。
良いか悪いかは、これはスタイルもあるので何とも言えないけど、ちょっと気になりました。

二発目はスティーヴ・ヴァイ
3人の中では一番人気のある人なのかな。
セッティングの休憩の時、ステージ真ん中あたりにわらわら人だかりが。
ヴァイはどんな機材使こてるんやろ?と興味津々なんやね。
私も1階席やったら突進していくのになぁ・・・・。

しばらくすると、ギターのノイズみたいな音が。
ああ、スタッフの人のサウンドチェックかな・・・って思ったらテロテロとフレーズが流れてくる。
あ、ヴァイだ!!
うぉ〜っと歓声があがる。
照明が落ち、Passion and Walfareの中の1曲からアップテンポの曲でスタート。
1階の人は総立ち。
ヴァイは白いブラウスにロングヘアーをステージ下の扇風機でぶわーってなびかせて弾きまくっている。
あ〜とばしとるなぁ。
彼はいるだけで全身からオーラが出ている、カリスマだなぁ。
彼の「コンニチワ、オオサッカ!!」のMCの後最新アルバムからの曲。
待ってましたよ、この曲。
ギターマガジンで言ってたようにタッピングでは、醜態をさらすのかしら?と思ったけど
しかし、ちゃんとやってはりました。すげー。
でも速すぎて何やってんのか訳わからん。

中盤ではフロントに4人並んでタッピングのしあいっこしたり、
ビリーシーンとつっかけあいしたり、見てるだけでもすごく楽しい。
デイビットリーロスのバンドに参加した時の経験が生きてはるのかなぁ。
ショーとしても面白いと思う。

ドラムの人がスネアを叩く時まっすぐ振りかぶるように叩いていたのがものすごく印象的だった。

人数が多いからか、ホールのせいなのかよくわからないけど、ヴァイの音が他の音に埋もれてしまっている所があった。
新曲でDbで降りてくる所のチューニングが狂っていた。
そこがちょっと気になった。
音のバランスは難しいなぁ。

次はジョー・サトリアーニ
ギター、ベース、ドラムの4人編成。
この人は音を聞くのは初めてだったのだけど、一番音が綺麗に響いていたのじゃないかなと思う。
彼も音を聞かせる感じのステージ。
ひぃ〜〜んと音が響いていくたびに、ああ〜いいなぁと気持ちよくなった。
一番新しいアルバムの中のタイトル曲とAlways With Me,Always With Youと、
Flying In A Blue Dreamという曲をやっていた。
ステージを見ていると、何か月光の中サトリアーニが踊りながらギターを弾いている姿がかぶってきて
ちょっと笑ってしまった。

最後は3人そろってのセッション。ヴァイはサングラスをしてオレンジのシャツに着替えてる。
Foxy Ladyとあと1曲(曲わかりません。)、そして最後はSome On The Water。
ソロでは地味なステージだったペトルーシも激しくソロバトルやってます。
個人的にはヴァイ歌って欲しかったなぁ。
彼のボーカルには賛否両論あるらしいけど、私は彼のエモーショナルな雄叫びが大好きなので。

アンコールなしで3時間半くらいですべて終了。

最後にG3のTシャツとヴァイのパンフを買って、音楽仲間の人と一緒に話しながら帰った。

やっぱり生で見て自分の体で体験するのが一番良いね。

しかし疲れたな・・・。