新約プログレ大全に行ってきたその2

genesisの濃い世界を堪能した後で、余韻にひたっていました。

しかし、転換中のSE、途中THE POWER STATIONのGET IT ONがかかってて、一人で大受け。
去年の千里ロックフェスで演奏した時を思い出してしまいました。何じゃこりゃってギターそろの後ろでドリフダンスをやってる姿・・・われながらおっかしいの。
しかし、ロバート・パーマー、この曲自分のベスト盤で歌い直してるんだよなぁ。

しかし、これを歌い直すか??

一人でぐははと思い出し笑いしてました。

すいません、脱線しました。トリは今回のイベントの主催者さん、BTR、RUSHのコピバンです。

新約プログレ大全は「新約 神話大全」をもじったものだったんですね。
不勉強で申し訳ありません。

BTRさんのステージを見るのはclub ALIVE!でGRAND FUNXで対バンして以来実に二年ぶり。
いやぁ、演奏は前回よりもパワーアップしてまして、ドラムのぼじおさんの「あれ??」と首をかしげるシーンは少なかったかな?
(前は結構ありましたね。)
演奏を完璧に追求するBTRさんに対して、アフロのづらやら飛び道具に走るおバカな私たちGRAND FUNX・・・私はアフロ娘。
どう見られてたんでしょうねぇ。気になりますが。気にもされてなかったりして、あちゃー。

セットリストはこのようです。ぼじおさんのtwitterページから頂いてきました。

1.2112-overture-
2.The Spirit of Radio
3.Freewill
4.Distant Early Warnings
5.Subdivisions
6.Broon's Bane
7.Trees
8.La Villa Strangiat
9.Limelight
10.YYZ
11.Closer to the Heart

今このセットリストの曲を聴きながら書いております。
このセットリストが何を意味するのか、どういう意図なのか、門外漢な私にはさっぱりわかりませんがベースのろくまんさんにお話を伺うと、「80年代のアルバムから均等にピックアップした」そうです。
私は音が綺麗になってからの、GRACE UNDER PRESSUREやPRESTO、POWER WINDOWSあたりが好きなんですけど・・・
80年代のアルバムはGEDDYの声がまだ高くて、どっから声出してるねんって感じで。ベースの音やギターの音やドラムの音は好きです。

ろくまんさんです。ベースもキーボードもお歌もこなされる。すごいなぁ。
一つのステージで複数楽器が演奏するとなると、見てる以上にやる方はしんどいんですよね。私も経験してるのでそのしんどさはわかります。


ばっと鍵盤を押さえる。



私はGEDDYの声よりろくまんさんの声の方が好きです。

ろくまんさん、演奏中何かうまくいかない事ありましたか?
時々写真に面白い顔が写ってます。(ごめんなさい!ろくまんさん!)

うむーー。

ギターのTOMさん。

元のALEXさんのギター、結構好きなんです。
派手さはないんですけど、きっちりツボを押さえたプレイで、考えをしっかりまとめたい時集中して聞くとすっきりした気分になります。


手元を激写!!

ドラムはぼじおさん、この企画の仕切りだったそう。本当お疲れ様です。
いろんなバンドでドラムを叩かれてます。いつも精力的に動かれていてじっとしてはらへんってイメージが私にはあるのですが・・・


むむっ

あたたたたたたーーー

ばしばし

ばしばしばしばし

よいしょよいしょ

横向いてもばたばた

動き放しですね(笑)。

曲についての解説も丁寧にされてました。
Treesについて。
oakとmapleの戦いについてのお話。
あちらが立てばこちらが立たず、北風と太陽みたいだと。
いろいろなやりとりの末、mapleはoakが貪欲すぎると訴える。
結局おのとまさかり、のこぎりで調和が保たれた、oakのoppressionは今はない・・・と。
(すんません、ボキャブラリーが貧弱なもんで。)
うーん、よくわからない。
mapleはRUSHの母国カナダの象徴、oakは生長した木のイメージから力を意味する。転じて世界の木、あるいは世界軸の象徴をも意味する。
するとカナダのアイデンティティに関する話にもなるのかな・・・
「わかんないですけどね。」とろくまんさんは話されてました。うーん、そういう深い意味はあるかもしれないなあ。そして、この曲はとても人気が高いらしいですね。
それはこの歌詞についてそれぞれ考える所が皆さんあるからなのかなぁ。

曲はYYZに。

「ここで、ドラムのぼじおさんがどうしてもしゃべりたいとの事です(きらーん)」

「いやぁ、本当にしゃべって良いんですか!ちょっとちょっと今写す所じゃないでしょ。」
いえいえ、ばたばた動き回る人はじっとしている時がシャッターチャンスなんです。
落ち着きのないのはほんまに子供かい!


「それじゃしゃべりますね・・・。」

何か、この写真だけ見たら、宴会でスピーチしている人みたいですねぇ。
いい感じにできあがってて頭からほわ〜んと湯気がでてきそうです。

携帯をなくされたそうで、その時聞いていたのがYYZだったのだそう。

へぇ、そうなんですか。
で、
で、それで・・・?

それだけかい!!

・・・・。

あまりにも中途半端な落ちに困ってしまいました。
客席では「落ちが甘い!!」との厳しい声が飛んできてましたよ。

ぼじーさんソロ中。


お二方さん休憩されてますね。

そんな中でもよいしょよいしょ、ばたばた、動き回るぼじおさん。
すごいなぁ。


そんな訳で長い長いステージは終了。
最後は全員でご挨拶。

ありがとうございました。とっても楽しかったです。

そして、ぼじーさん、ステージだけじゃなくて企画、仕切り、段取りなども。
あれ大変なんですよねぇ。
今日のあなたはいつにもなく輝いてましたよ。

何はともあれ、お疲れ様でした。