察するという事

「察する事が大事だよ。」

「何がしたいのか、何をしてほしいのかをすばやく察してあげないと。」

最近よく言われる。

相手が何をしてほしいのかというのがまだいまいち理解できなくて、よくおこられたりする。

ぽーっとしてるんかな。

運動神経、ハートに関しては超鈍いなぁ。よく思う。
場にいや〜な空気が流れたりするセンサは結構敏感なんだけど。

相手の微妙な気持ちに気づかず、怒らせてしまったり、せっかくの出会いを不意にしてしまった事数知れず。
きっと、異性に対してもかなりそういう事、あったんじゃないかと。
そのくせ、出会いがない、出会いがない・・・と嘆いて。
そんなんじゃ、あんたある訳ないやんねぇ。過去の私につっこみ。

それではダメだぞ。

ま、そんな事はともかく、「察する事に上手になる」にはどうしたらいいのかなぁ。

しばらく考える。

対象物をくまなく観察する事なのかなぁ。
じーっと見たり、耳をぴくぴくすませたり、くんくんとにおいをかいだり。

対象物に全身をかたむけてぶつかっていって、ボコボコにされながらも身体で覚えていく、その方法しか私は思いつかない。

時間はかかるけど、私もいい歳だし、歳相応のきくばりができるようにがんばるぞ。