仕事帰りの一こま

仕事仲間には変な人が多い。

その中の一人、A君。彼は極めつけだ。
B型。超マイペース。彼の周りの時間の流れがおかしい。「ぼくの半年前に言った事、返事が欲しいんですけど。」と仲間に言い、その仲間が唖然とした程。
またその事が髪の毛の分け方は横かセンターかどっちがいいかとか、くだらない事なんだ。半年前の事なんか覚えてへんわ。

でも、物を選ぶセンスは良く、こじゃれた物を選ぶし、彼が美味しいといったものは間違いなくオオーと感心する位美味しかったりする。

で、最近彼のマイブームは「ひとり居酒屋」らしい。
私はてっきり、そのセンスの良さを発揮して、こじゃれたエスニック居酒屋とか行ってるのかと思った。

一緒に仕事から帰り、電車のホームで
A君「そういや○○(仕事場の最寄り駅)に酔虎伝できたっすよねぇ。」
私「そうやねぇ、こないだビラくばっていたよ。」
A君「ぼく、酔虎伝にひとり居酒屋しによく行くんですよ、今まで梅田の遠い所に行っていたけど、これなら近場だし、気軽に行けるなぁって思って。」
私「・・・・(エエー!!)」

あんた、酔虎伝行っとったんか?

酔虎伝って、おっさんが行く所ちゃうん?

そんなにエエ所なん??

27,8の若い子が行く所ちゃうでーーーー。

数ある居酒屋の中で酔虎伝を選ぶセンスがわからん。
やっぱり、彼は変わっているからか。
それとも酔虎伝には何か素晴らしいこじゃれたセンスの良さがあるのかも?

酔虎伝のファンの方、いたらおしえてください。