描き鉄コレクション

私は鉄ちゃんかもしれない!

最近そう思い始めている。

学童の子供、まぁ特に男の子は電車が好きな子が多い。
学童でのひとときを電車の本を見たり、DVDを見たりして過ごすのだが、一人マニアなやつがいて、そいつがすごい。

二年前くらいは阪神やらJRやらの駅名を毎日毎日ひたすら指導員に書いてもらって書いたのをながめ倒していたのだが、最近は電車の絵を描いてもらってそれを家に持って帰ってコレクションしているのだ。

その絵は私が描いているのだが、最初は週に一回あるかないか、これを描いてと本を持ってくる程度だったが、最近は彼が来る日はほぼ毎日絵を描いて、その日の私の仕事はこれで終わる程エスカレートしている。
月曜日は、こまちを描いてと、先にお願いされる程である。

数はもう50枚はくだらないであろう。
段々描いていて、自分でも勿体ないなと思い始め、私も描いた絵をデジカメで撮ってコレクションする事にした。

絵を描く行程はだいたいこんなもの。
パソコンで使う用紙を使い、本を見て、鉛筆で下絵を描く。最初は全体をつかみ、おおまかな所から徐々に細かく詰めていく。
ボールペンで線を書き、余分な線を消しゴムで消す。
色鉛筆で色をぬる。最初は学童の100均の色鉛筆であったが発色が悪いので今では36色の色鉛筆を持参してそれで塗る。


そしてはさみで電車の形に合わせて切る。

引っ越しとか、梱包で使う透明テープで表と裏をコーティングする。防水加工と強度を強くするためである。

はみだした部分を切ってできあがりである。

絵の上手い下手はともかく、われながら、あほな位こだわっておる。

毎日毎日絵を描いていると、この電車のデザインはいいとか、ださいとか、思うようになってきた。
その子供に段々感化されてきたのだろう。
他の外出する仕事でも、この電車はどんなんだろうか、と後で確認するため、電車を写真に撮ったりし始めた。

ヤバイ!!!もう私は立派な鉄ちゃんかも。

そして運転席には、子供のリクエストに応じて、好きなキャラクターを描いて上げる。
最初はグーとスー、簡単だから、それからドラえもんアンパンマンへのへのもへじ、ちびまるこちゃん、などこれも段々、子供のマニア心と、私のオタク心からエスカレートしてきた。
写真にあるのは、南海の高野線特急「こうや」にいるのはNHKの乳児向け番組、いないいないばぁっのわんわんとうーたん。
残り二枚、運転士がいないのは、たぶん東武鉄道スペーシア

毎回毎回その度、携帯電話でキャラクターの画像を検索して、それを真似て、一生懸命描いておる。

そして、それが私の学童での唯一の楽しみとなってきている。

これからボツボツ、私のコレクションを紹介する。