思うこと

変わらない自分は望んで得られるものではない。
環境に適応するため現在の自分を変えようと努力した結果変わらず残ってしまったものが変わらない自分というものではないかなと。

受け入れざるを得ない。

そしてまた新たに努力をはじめる。その繰り返し。

自閉症克服の記録とかいう本を読んだ。
幼児期自閉症と診断され現在施設で作業などの仕事をしながら生活している成人の方が書いた本らしい。

が、これは健常じゃないか。
自閉症克服??

青春期の体験とか、私とそっくりだ。

スペクトラムを感じる。ここまで客観的に書けているのはちょっと私は信じられない。
???がいっぱい。大人になれば周りを見るだけの余裕、社会的能力が向上するのか。
(子供さんの場合はそばにいる人間が誰が誰だかわかってないというのが私たち周りの持論。)

テンプルグランディンさんの本を読んだ時は、うわーすごい世界があるものだと思ったのだが、これにはそれがあまり感じられない。自閉症の方の世界には私たちにはわからない事もありまだまだ謎が多い。それが社会的な理解が進まない理由のひとつでもあるのだが。と普段障害児と接する事を仕事としている私は思う。