十字屋でぐらんどぴあの弾きに行ったときの話
ピアノのグループレッスンで親御さんが
「ほかの子がドミソと弾いてるのにうちの子だけ何回やってもドミレなのは才能がないからでしょうか」と講師さんをつかまえて話していた。
「こどもにはこどものペースがありますからね・・」と講師さんが言っているのに「いや・・・でもまだ簡単な音なはずなのに・・・」なかなか親御さんは納得してくれない。
うーん。横で譜面見ながら聞いていて苦笑。
私がこどもなら、しんどいな。
体調悪かったらものすごくキレるかも。
今は早期教育しないといけないらしくて、才能ないのにやってもお金の無駄やし無駄なものに投資する余裕ないわという思いとかある(のかな?)からすごく心配するのはわかるけど。
考えてみてくれ。音ひとつ出すでもそれがどんだけ大変か。
頭使うんだぞ。
1年2年で弾けるようになるっていうのは甘い。
10年やってようやくわかってきて、23年やってもまだ全然わからん。
むしろ余計下手になった気がする。
それをモノにしようと思うのはとても大変難しい事だ。
それは仕事でも何でも同じやと思うけどな。
ファッション感覚でピアノをならわすのは、私はやめといた方がええと思うけど。
こどもがかわいそうやわ。
今日はアコギのレッスンに私のギターの先生来てはったからいっしょに話しながら途中まで帰る。
「もっときわめたらオモロイのに、みんなもったいない事してるよね。」
その先生の言葉がすごくひっかかった。