ドレスデン国立美術館展

2005年05月05日
兵庫県立美術館にて

今年はドイツ年という事で友好を深めましょうという年。
その目玉プロジェクトの一つであるドレスデン国立美術館展を家族で見に行ってきました。

ドレスデンはドイツザクセン州の都市。
この美術館は神聖ローマ帝国時代のザクセン選帝侯(皇帝を選ぶ権利のある人)の美術収集室を作った事から始まったという事らしい。

この選定侯さん、いろんなマイブームがあったようでトルコもの、イタリア、フランス、日本(主に陶磁器)、オランダと各国から集めたものがならんでました。

特に面白かったのは、マイセンは東洋の陶磁器の模倣から始まったという事。
私初めて知りました。
有田焼や中国の陶磁器をそのまんま真似したものがいっぱいありました。
布袋和尚を真似た置物があるんだけど、マイセンのは何か妖怪みたいなのになってる。
最後の方には東洋にはないマイセンオリジナルなものも出てきてたのが、いやさすがと思った所。

展示品が少ないかなと思ったけど、その分展示品を隅から隅までしっかり見る事ができて出てくる頃には疲れてフラフラになってました。

後、私歴史にものすごく弱いので、自分の不勉強ぶりがすごく気になって気になってしょうがなかったです。
母は歴史にものすごく詳しいので、あれはいつだっけ?とか私はいっぱい聞きまくりです。
日本も世界も、歴史はちゃんと勉強せな・・・。
ちゃんと目録も買いました。

今弟が使ってた高校の参考書をひっぱりだして見ています。