これはパウル・クレー展 ノートその1の続きである。
2回目に観に行った時のメモである。場所は兵庫県立美術館。晴れ。
100点をゆうに超える絵が展示されており、昼の12時過ぎに入館して出てきた時は夕方の16時30分を回っていた。
大変見応えがあった。
パラレルワールドを彷彿とさせる展示の文章が興味深い。
108とかの数字は展示されている絵の順場である番号である。
- 夢心地 ※この絵が一番好きである
- 細胞の図 ※あとで見てみる 双生 ※あとで調べる
- ひとつの事に向き合う感覚
- 赤のフーガ ※こういう風にものが見えている人っているだろうなあ。
- 光は中にある。
- ドン・ジョバンニ 三重唱 ※わりこんでいる 二人ペアで後ろに一人
- 有機的
- 線の交差→面ができる→点はまた独立した面ができる→面をまたいで面と線は総合に浸透する関係
- 3人が面と線につながっている
- 線 ベクトル
- 裸体 ※この絵は怖い。横にしたらどっちが生きてどっちが生きてない(この世にいない)のかわからなくなる
- 人が人となっていく過程に現れる得体のしれないもの。そこに漂う不安、魅惑的で親しげな空気 ※メルヘン童話
- 線が面になるとは
- オーラ
- 世界は面の集合体。魔法とフェルマータ 万年筆から血の涙 赤い絵
- 階段、椅子、十字形 ※微細な線の力
- ハッチングの微細な線が施されることで呪術的な力へと変換される
- ハッチング 陰をつける?
- モチーフの有機的な結びつきと魔的な力との交わりからまさに物語が生成されつつある。
- 面と細かい線の集まり
- 047 無題 ※体がぼやけている
- 絵を分割
- フォーマット(物理的かつ造形的レヴェル)
- フォルム(造形的レベル)
- 解釈(意味的レヴェル)
- 透明な水彩の色画により分節されるコンポジション
- ※面の解像度が上がっている。
- 分けるという行為
- ぼかしている所と線を引いている所
- X キュビズムを連想させる。※Xを描くって何?
- 067 ※線を入れるとはどういう事か?
- 070 世界が周縁から解体している。※こういう風に視える人いるだろうなあ。
- 069 方形がゆがみだす。規則的な反復をしている。色彩の連続体として画面を構築する。※方形画
- 線は面を解体する。
- 有機体化する格子 ※カフカ?
- 未だ生まれざる者と死者の国、来ることができ、来たいと思っているのだが、しかし来なければならない筋合いはない者たちの国、つまり中間の世界
- 中間の世界のこどもたち ※うーん、これはちょっと…
- 五感によって捉えることのできない隙間の世界を描く行為によって「見えるようにする」
- 089 ※胸像だけど顔が真ん中にある。
- 「第一に、助力をするために人は愚か者でなくてはならない。第二に、愚か者の助力だけが本当に助力である。不確実なのはその助力が果たしてまだ人間の役に立つかどうかだ。」ヴァルター ベンジャミン
- 人間は肉体的には無力だが、精神的には天上にまで至ることができる。
- 109 ※斜めから見たら怖い。