★雑感
怒涛…頭がふわふわする。なんか気を抜いたら下から何か上がってえづいてしいそうな感じ。疲れがなかなか取れない…そりゃそうだろ、盛りだくさんすきる内容の1週間。
★日曜日は京都へガイドヘルパー
安全にお出かけ、無事に目的地までにお連れする仕事。今回は私が目的地をセレクト。梅小路公園から三条商店街…と思ったが行き先変更し、下鴨神社から出町柳へ。
しかし、京都駅降りてビックリ。人、人、人、中央改札がごった返している。通れん…
わさびむしも同行。
京都に向かう途中車窓から長岡京市久貝のコスモス畑が見える。
途中でお弁当を買い、梅小路公園で食べてJR駅方面へ。イベントやってる、ショップ、ステージではヒップホップ系の音楽が。悪くない。美味しそうなカレーが。ここでご飯を食べても良かったな。
梅小路公園は電車がいっぱい。
座るスペースがなくあまり長居できそうもなかったので、バスがないかなと経路検索。ある。205番。
七条通りから西大路通りを北上し金閣寺から北大路通り、河原町通を南下し、塩小路通りから京都駅に行くルート。時間はかかるが非常に便利なバスである。
西ノ京円町で大量の人が乗ってきて押し合いへし合いに。外国人と思われる観光客も多い。JR嵯峨野線から乗り換えた人だろうか。どこから乗って来るのだろうか。京都駅からか?嵯峨野からか?
金閣寺前で大方の人が降りてまた乗ってきた。韓国人家族はかわらまち、かわらまちとひたすら言ってるのでそこで降りるのだろう。
ここにあったさざれ石は君が代に出てくるさざれ石だそう。
下鴨神社、非常に良いところだった。森が多い。糺の森は工事中だったが、それでも十分だ。利用者さん、私の干支ごとにお参りをし、森の多い参道を楽しむ。
お茶屋さんにあったソフトクリーム。
可愛いでしょ。
利用者さんもわさびむしも写真撮って〜って。
御手洗社、糺の森はドラマ「ミヤコが京都にやって来た!」でも出てきていて、緑の深さに凄く良いところだなぁと思っていて一回来たかったのである。
この日の夜はこのイベントが行われるらしい。
鴨の音 第三夜
声優さんによる朗読劇らしい。
しかし、皆さまイケメン、イケオジ、いや失礼。
物販では過去の回のDVDが売られている。
境内にはおしゃれして参拝されている方がいました。
その後、出町柳まで歩いて、「ふたば」へ。15時30分すぎでも長蛇の列。栗水無月は売り切れ。20分並び、何かおやつになるものをと田舎大福か、豆餅か栗餅か迷い、栗餅を選ぶ。
その後横の鴨川デルタ、賀茂川と高野川に別れる三角地点で座って一緒に食べる。
ここもドラマで出てきた所、鯖寿司食べたり、飛び石渡ったり。科捜研の女でもこのちょっと上あたりが出てくる。
ここより南の四条あたりの鴨川よりここの方が緑が多く人も少なくて好きなのだが、この日はめちゃくちゃ人が多かった。大学生の30人くらいの集団がいたり。家族連れ、一定間隔を保ったカップル二人連れの並び…これじゃ四条あたりと一緒やん。
飛石も利用者さんと一緒に渡る。私が先に渡り手を出してつかまってもらう。
肝心の栗餅だが、つきたてのお餅にあんこと栗が。本当に餅らしい餅。非常に美味しかった。
利用者さんも楽しんでくれて良かった。
あ、肝心の栗餅の写真がない…
★コミュニケーションの大切さ
この利用者さんは障害が重い方なのだが、最近は反応がなくても、いろいろな言葉かけをするように心がけている。目的地についてや、これから行動することについては前からしているが、たとえば、暑いねーとか、この花綺麗ねーとか、前ここにも来た事あるねー前何食べたかなぁとか、お昼お弁当買おうと思ってるけど、のり弁かしゃけ弁か迷ってるとか、この和菓子屋さん有名なんだって、とか。
「この子は何言ってもわからないから」
今でも行く先でたまに聞く言葉。残念だが福祉施設でも聞いた事ある。これ、言われたらかなり凹むよなぁ。
だが、最近、障害が重い方でもこちらの言っている事、状況はかなりわかっているのではないかと思うようになった。
ご家族の方とお話しして、やはりそう感じられているようで、自分の事を言われているんだなと笑ったり、映画観ていても笑うところで笑ったり。私も、ドトール入ってお茶したいけど、どこかないかなぁと言っていたらちょうどドトールがあって立ち止まって入ろうとされたり、日曜日もバスで混んできてうるさくなってきて難しい顔をされていて、ちょっとうるさいね、と声をかけたらうん、と返事をされたり。
★失敗すること、うまくいかないことも経験 大事のはフォローアップがあること
以前は反応はそんなになかったが、いろんなことを経験してできるようになってきたのではないか。
定型発達の方に比べて時間はかかるがちょっとずつだができるようになってきている。
小学校時代、学童でのクリスマス会、最初は会場に入れず、次は会場に入ったがパニックで大泣きして端っこで参加、次は輪に入れたが不機嫌そうな表情、回を重ねると高校卒業後には笑顔を見せるようになったとのお話。これも失敗もしながらも適切なフォローがあってこそだなと思う。
今は失敗することも許されない、結果できるできないの格差が広がっているなと思う事がある。それは非常にもったいない事ではないか。
そして、療育、訓練をする意味。
これは「きげんよう生活をする」これに尽きるのではないかな。
できることが増えても眉間に皺寄せて全然楽しくないなら意味がない。
本人に合った環境で機嫌良く生活を送る事ができる、それを踏まえて幅を広げていく、そのお手伝い、これがもっとできたらいいなと思う。
利用者がずっと行きたいと思っていた目的地へ。今はハロウィンの季節で夜はゾンビが出没するらしい。
私はUSJはたぶん12,3年ぶり。なかなか自分では行かない行き先だ。
しかしこちらも沢山の人、大学生と思われる若者、小学生と思われる子供さんも多い。学校は?と思ったが、運動会の代休で休みだった学校も多いと聞いて納得。
そして格好が凄い。スヌーピーのカチューシャなんて可愛いもんで全身マリオルイージで決めた人、呪術廻戦の衣装で揃えたグループ、修道士のコスプレ、恐竜のかぶりもの、全身ピカチューの衣装、あんたらどこで着替えて来たん?もしかして家からかい?
チケット買うのも行列、入るまでも行列、人、人、人。
このコスプレの衣裳も中のグッズショップで売ってると聞きビックリ。
いやぁ、商売気凄いですなぁ。
アプリでは地図が見にくくて、回ってるクルーに紙の地図を貰う。結局紙ベースが分かりやすい。
ゲストパスの貰うにもアトラクション先で貰えますと聞いたが、貰うにもクルーの方も他の業務にフル回転でもらうまでに15分以上待たされ…利用者さんは文句たらたらイライラするし、なだめるのに一苦労。
初めてジェットコースターに乗ったが、利用者さんの希望で後ろ向きのに。こ、怖い。後ろ向きのにと即答してから血の気が引いた。大丈夫かな、早口でまくしたてるように搭乗口を説明するクルー、ちょっと待って。説明早すぎる。早くさばきたい、急いでいるのはわかるが、私たちがわかりません。私が確認して、すいません、すいません、と出口から出てくる大勢の人の群れに逆行して搭乗口へ。めっちゃ申し訳ない感ある。
後ろ向きはやっぱり怖かった。下りカーブが怖いね。利用者さんは満面の笑み。私は何でー何でーちょっと待って待ってを連発。後ろでかかっている大阪LOVERSに馬鹿にされているようだ。いや、曲は悪くないです。
冷や汗かいて戻ってくる。
途中雨が降りスヌーピータウンに寄るがもう押し合いへし合い。みんな周りを見てない。小さい子供さんのいる家族連れはベビーカーごと私たちに突進してくる。みんな周りを見てないのはさっきからそうだが。
ハリーポッターエリア、お城が綺麗!
ハリーポッターのエリアはゲストパス対象外だが、その訳がわかった。
アトラクションに並ぶ列が階段ありの坂上り下りありの、途中気分悪くなっても逃げられない、体力ある人向け。ロッカーから入り口までは迷子になりそうだし、乗るにもベルトコンベアの床を渡りながら乗らなくては行けない。かなり速い。こけそうだ。ちょっとでも遅れたら大変だ。利用者さんと手をつなぎヨロヨロになりながら乗る。
アトラクションは非常に凝っていて面白かったが、3Dの動きに目がついていけず酔ってしまい、トイレ行ったタイミングでリバースしてなかなか大変だった。
それからチキンのにおいで吐きそうだし、ゾンビのチェーンソーのオイルのでも吐きそうだし。
夜のゾンビの夜も沢山の人、人、人。みんな何故か浮足立って走ってる。人の流れを見ていたらまた酔いそうになる。みんなゾンビを遠巻きに取り囲む。これが噂のゾンビの夜か。
その中で、向かってくるゾンビ様に、こんばんは、どうも、とお辞儀をした利用者さん、めちゃくちゃ面白かった。それだけでご飯が美味しく食べられるよ。
しかし、これだけのアトラクション、設備、本当に凄いと思う。
前に来た時は寂れていたから本当活気を取り戻して良かった。
自分では絶対来ないから、本当来てよかった。
今回は利用者さんのお出かけの練習なので、こちらから提案はあまりせず、利用者さんの意志を大切にした。いろいろ失敗したりもしたけど、良い経験になったと思う。
教訓 マップを頭に叩き込め 何回か行って慣れる覚悟を
ゾンビはどこに出るか 楽しみところをしっかり下調べを
後、空いてる時期にゆっくりじっくり楽しむのが極意(後日年パス持ってる別の利用者さん談)
わさびむしも楽しかったみたい。
その2へ続く